至上終末旅行〜your life is your own~

アニソン考察と対訳。聖地巡礼。響け!ユーフォニアム。吹奏楽。

きんいろモザイク THANK YOU 感想【スタンダード】

f:id:shijyo:20211018142634j:image

2021 09/15  T・ジョイ京都

 

◦日常系、きらら作品を主として味わうことが無いため、こう感じるのかもしれません。最期まで見通した作品は数えるほどです。

顛末を見送っていないからこう感じるのかもしれないと、先に断っておきます。

きんいろモザイクがひとつの正答例である、と。

入学から(正確にはそれ以前から)卒業後にいたるまで、

登場人物の人生に至るまで掘り下げてそして終わらせる。

この作品はスタンダードを創ったのではないでしょうか。

 

もちろん日常を描き「視聴する自分に」優しく寄り添ってくれる事を望んでいる人間が大半でしょう。

しかし、そんな寄り添ってくれた彼女達が「自分の未知へ」進む姿に、私は寂しさを上回る、自らの内に湧き上がる勇気を感じました。

 

このスタンダードにおいて、特筆すべきなのは全員の物語を解決させてしまっているところにあります。

ジョジョ風に言えば、白の中にいる

白というのは抽象的な概念ですが、この世の、あるいは個人が正しいと信じる真理(信念、精神性)の事です。

彼女たちは誰一人として黒の中へ進んだ人はいませんでした

それは箱庭からの最適化された脱出方法です。

もちろん日常エンドもやり方も一つでしょう。

しかし少なくとも、岐路に立つ視聴者にとっては。それ以上の手法であると私は感じました。

 

劇場版としてきんいろモザイク THANK YOUが深い充足を与えてくれたのは、

画面上からにじみ出る優しさ、彩られる淡い色彩(タッチ)、他(きらら作品)の追随を許さないコミカルなセリフ運び、キンパツ!!(変態性)を崩さずに…つまりらしさを失わずに

これまで以上にキャラを掘り下げ彼女たちの人生に肉薄したからに他なりません

そしていわずもがな、全シリーズに共通する愛を最後まで描き切ったことです。、

(ここでいう愛は、恋愛という倒錯的な意味ではなく、親愛など広義的な意味で使っている)

 

キララアニメをはじめとする日常系、萌えアニメというものは、

定型的な流れ、つまり「型」があり、

つまりその型の範疇でしか「見積もれない」作品であると私は思っていたのですが、

本作のように「この深度」まで掘り下げる事も出来るし、人間関係の機微、友情まで深く描けるものかと、感心しました。

そもそも一期一話がすでに劇場版の如き風格、味わい、満足感をもたらせてくれていた事を今更ながら想い出しました。(あれを冒頭に差し込んでくる製作陣の有能さと言ったら)

まさにきららアニメ、日常系アニメにおいてキン字塔とな作品である…そう私は信じています。

 

 

 

あとがき

◦…なんというか…種ちゃんの小路綾が聴けたのは僥倖だったと、…はい思います(ボソボソッ)。

 

◦きらら漫画(4コマ)というのは、そもそもオチを付けようと思っているのか…

そんなことオジサンは考えてたのね。

でもね、きんモザは違ったの。

劇場版でもドッカンドッカン(?)笑い取ってくるの。

合格祈願の舞とか、この大画面、大観衆の前で滑っちゃうのかしら…不安になったのだけれど、無事天丼かましてくれてやがんの。

おじさんやっぱりきんいろモザイクは「ゆるふわ」なんかじゃなく、しっかり「コメディ」が出来る子だなって感心しちゃった。

 

T・ジョイ京都 フロア

f:id:shijyo:20211028152656j:image
f:id:shijyo:20211018142506j:image
f:id:shijyo:20211018142532j:image
f:id:shijyo:20211018142523j:image
f:id:shijyo:20211018142528j:image
f:id:shijyo:20211018142510j:image

 

 

京都タワー 展望室

f:id:shijyo:20211101195753j:image

f:id:shijyo:20211028152706j:image
f:id:shijyo:20211018142336j:image